2020年4月23日木曜日

子育てで大事なことは、共有スペースが明るいかどうか?

新型コロナウイルスの自粛要請で家にいることがかなり多くなりましたね。
こうした状況になり、子どもたちの心の健康発達で一番大事なのは、共有スペースが明るいかどうかを気にすることです。
僕は普段の診察においても、家の中で家族が集まる部屋、例えばリビング(居間)や家族みんなで食事をとる部屋いわゆるダイニングに健全性があるかどうか?を気にしながら診察をしています。

子どもらの症状として「家庭で切り替えられない」「癇癪(かんしゃく)が激しい」「こだわりが強まっている」などと親御さんから相談をされますが、そうした症状化の背景に「夫婦仲が悪い」とか「お母さんが不機嫌になっている」などの影響を受け、子供の症状が強まるというケースが多分にあります。

子どもは親が思っている以上に、感じている以上に親のことを見ていますからね。

親御さんは、まずは自分の心身のバランスのセルフチェックに気を付け、できるだけ親自身が無理をしないように生活をしていきましょう。
もし、親御さんが感情的に子供を怒っている時は、自分のストレスがデッドライン(限界)にまで達している可能性があります。
できるだけ無理しないようにしていきましょうね。

もしよければ、過去に掲載したブログも読んでみてください。 
ほんの少しだけでも気持ちが楽になっていただければ幸いです。