年末年始や祝い事、節目の行事など、イベントでのお酒はつきものですよね。
僕もそういった場で、飲酒することは少なくありません。
以前、当ブログにも書きましたが元同僚なんかと、お酒を飲みながら「しょうもない」話をする時間も大切にしています。
適量の飲酒は、飲み会などでコミュニケーションの潤滑剤のような使われ方をされます。
アルコールを摂取すると、人間の行動・思考における重要な役割を持っている大脳皮質の抑制が解放されるため、緊張がほぐれ、会話が弾むようになったりします。
親しい人とのそういった場で、お酒が進み、腹を割って話ができたという経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、そういった場で飲酒して1~2時間が経過すると、通常テンションもあがり、時にそれがいきすぎることがあります。
例えば、昨年解散した国民的グループと称された元SMAPのメンバー草薙剛さんのような普段自制がしっかりできている人でも、全裸で公園を走り回る現象が起きることがありす。
その後、中枢神経の麻痺により理性が利かなくなり、一度飲みだすと適量でやめるという自制心が働かなくなることがあります。
時には、酒を飲んで喧嘩になったり、殺人にまで発展することもあります。
さらに、アルコールは飲酒後3~4時間が経過してくると、気持ちは落ち込み易くなり、それに反して衝動性が残存している状態になります。
そのため「死にたくなる」ことがあり、衝動性が残っているため、自殺のリスクが高い状況となる場合があります。
前置きとして死因を断定するつもりはありませんが、報道通りの自殺であった場合、ちょうど、Xジャパンのヒデさんや、元モーニング娘。後藤真希のお母さん、パク・ヨンハさんも、その時間帯です。
また、飲酒の影響で、眠りは全体的に浅くなり、いびきで周囲に迷惑がかかったり、寝起きは最悪な気分になったり、抑うつ気分になったりもします。
最近の飲酒関連のニュースと言えば、日馬富士の暴行事件ですが、この事件を語るうえで、本来、理性で自制できうる暴力が、 飲酒をすることによって引き起こされる危険性が、あまりにも語られていないことが気になりました。
もし、こうした暴行事件が喫茶店でコーヒーを飲んでいた際に生じたなら、多くのメディアでの語り口調でも、いいんですけど・・・。
アルコールのリスクについて、我々は、もう少しちゃんと向き合わないといけない気がしています。
2018年2月22日木曜日
2018年2月15日木曜日
いつも心にポレポレ
今回のブログタイトルだけを見ると「ポレポレ!?、何のことや?」と思われる方もいるかもれしれませんね。
「ポレポレ」“pole pole”とは、アフリカの言語のひとつであるスワヒリ語で、「ゆっくり、ゆっくり」とか「ボチボチ行こう」という意味です。
僕は大学時代に、アフリカ最高峰のキリマンジャロに登頂したことがあります。
当時僕は、現地の登山ガイドに協力してもらい、キリマンジャロの山頂を目指したのですが、そこでの登山中、現地の人から「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり) 」という言葉かけをもらいながらペースを保ち、何とか登頂できました。
この登山での「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」には、2つの意味があると思います。
1.身体的に急いで動いてしまうと、高山病になって重症化、死亡のリスクが上がってしまうため。
2.心理的に急いでしまうと、登山をしている時の気候や行程などの状況判断でミスが生じやすくなり、ケガや死亡のリスクを上げてしまうため。
今振り返ってもみても 、このキリマンジャロ登山の経験は、僕自身にとって非常に有意義で貴重なものだったと感じています。
また、この登山の際にもらった言葉かけは、今でも僕自身にとって欠かせない言葉となっています。
日々の生活でも、僕自身、どうしても不安や焦りが多々浮かんできますが「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と言い聞かせています。
例えば、 僕自身が「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と心がけて行動していることと言えば、一人でエレベーターに乗っているときです。
以前は「とじる」のボタンを連打していましたが、今は、なるべくボタンを押さないで閉まるのを待つようにしています。
でもやっぱり、我慢できないときは「とじる」のボタン を、ゆっくり一度だけ押すように心がけています。
そして、ドアが閉まるのをゆっくり待つ。
その間に、 自分自身に「ゆっくり行こう、ゆっくり」と、心の中で声をかけるようにしています。
普段の生活でも、対人的な関わりとして大事なことで
・待つこと ・ゆるすこと ・逃げること ・さぼること
など、心に “ゆとり” がないとできないことが多々あることに気づかされます。
その “ゆとり” を作れるように、日々のやっていることで
・無駄を楽しむ ・急がないで待つ
などを、1日1回はしておくようにしています。
「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」などのことわざがあるように、いつも心のどこかに「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」いきましょう。
人生は登山と同様に、先は長いですから。
「ポレポレ」“pole pole”とは、アフリカの言語のひとつであるスワヒリ語で、「ゆっくり、ゆっくり」とか「ボチボチ行こう」という意味です。
僕は大学時代に、アフリカ最高峰のキリマンジャロに登頂したことがあります。
当時僕は、現地の登山ガイドに協力してもらい、キリマンジャロの山頂を目指したのですが、そこでの登山中、現地の人から「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり) 」という言葉かけをもらいながらペースを保ち、何とか登頂できました。
この登山での「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」には、2つの意味があると思います。
1.身体的に急いで動いてしまうと、高山病になって重症化、死亡のリスクが上がってしまうため。
2.心理的に急いでしまうと、登山をしている時の気候や行程などの状況判断でミスが生じやすくなり、ケガや死亡のリスクを上げてしまうため。
今振り返ってもみても 、このキリマンジャロ登山の経験は、僕自身にとって非常に有意義で貴重なものだったと感じています。
また、この登山の際にもらった言葉かけは、今でも僕自身にとって欠かせない言葉となっています。
日々の生活でも、僕自身、どうしても不安や焦りが多々浮かんできますが「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と言い聞かせています。
例えば、 僕自身が「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と心がけて行動していることと言えば、一人でエレベーターに乗っているときです。
以前は「とじる」のボタンを連打していましたが、今は、なるべくボタンを押さないで閉まるのを待つようにしています。
でもやっぱり、我慢できないときは「とじる」のボタン を、ゆっくり一度だけ押すように心がけています。
そして、ドアが閉まるのをゆっくり待つ。
その間に、 自分自身に「ゆっくり行こう、ゆっくり」と、心の中で声をかけるようにしています。
普段の生活でも、対人的な関わりとして大事なことで
・待つこと ・ゆるすこと ・逃げること ・さぼること
など、心に “ゆとり” がないとできないことが多々あることに気づかされます。
その “ゆとり” を作れるように、日々のやっていることで
・無駄を楽しむ ・急がないで待つ
などを、1日1回はしておくようにしています。
「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」などのことわざがあるように、いつも心のどこかに「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」いきましょう。
人生は登山と同様に、先は長いですから。
2018年2月8日木曜日
挨拶が言える、ありがとう が言える、ごめんなさい が言える
今回のブログは、少し個人的な内容といいますか、私自身の反省も踏まえてのことになるのですが、恥ずかしながら 、僕は社会人になるまで、
1. 挨拶すること
2.「ごめんなさい」と謝れること
3.「ありがとう」と感謝できること
の大切さを、ちゃんとは解っていませんでした。
この3つを心から出来るようになると、対人関係が円滑になりやすくなります。いつも恩や縁を大切にしていく、それに気づければ身の回りの多くのトラブルは減っていくように思います。当然といえば、当然のことですよね。。。
と、先日、当ブログの題材としてアップしようとした際に改めて自己分析すると、僕は自分の家族に対し 、毎朝「おはよう」、食事の際には「いただきます」「ごちそうさまでした」また、「ありがとう」「ごめんなさい」が、ちゃんと言えてないことが多いな~、と気付きました。
といいますか、実は定期的に気付きます。そして「気を付けないといけないな」と思うのですが、そう思ってもすぐに忘れてしまいます。
おそらくどこかで、「家族なんだから、言わなくてもわかるだろう」と、ついつい甘えて、いい加減にしてしまっているのだと思います。
家族に対しても、日々気遣いを忘れずに「おはよう」「おやすみ」と挨拶をする。ご飯を作ってもらったら、当たり前と思わずに「ありがとう」「いただきます」「ごちそうさま、おいしかった」とお礼を言う。
当たり前のことを繰り返す。それが一番大事!と心に留めて、
日々生活したいと思います。
1. 挨拶すること
2.「ごめんなさい」と謝れること
3.「ありがとう」と感謝できること
の大切さを、ちゃんとは解っていませんでした。
この3つを心から出来るようになると、対人関係が円滑になりやすくなります。いつも恩や縁を大切にしていく、それに気づければ身の回りの多くのトラブルは減っていくように思います。当然といえば、当然のことですよね。。。
と、先日、当ブログの題材としてアップしようとした際に改めて自己分析すると、僕は自分の家族に対し 、毎朝「おはよう」、食事の際には「いただきます」「ごちそうさまでした」また、「ありがとう」「ごめんなさい」が、ちゃんと言えてないことが多いな~、と気付きました。
といいますか、実は定期的に気付きます。そして「気を付けないといけないな」と思うのですが、そう思ってもすぐに忘れてしまいます。
おそらくどこかで、「家族なんだから、言わなくてもわかるだろう」と、ついつい甘えて、いい加減にしてしまっているのだと思います。
家族に対しても、日々気遣いを忘れずに「おはよう」「おやすみ」と挨拶をする。ご飯を作ってもらったら、当たり前と思わずに「ありがとう」「いただきます」「ごちそうさま、おいしかった」とお礼を言う。
当たり前のことを繰り返す。それが一番大事!と心に留めて、
日々生活したいと思います。
2018年2月1日木曜日
早寝 早起き 朝ごはんが、一番大切!
今回は、ブログタイトルにもなっている「早寝 早起き 朝ごはん」の重要性について少し触れたいと思います。
『なんだ、そんなことか!』と思われる方も、いらっしゃるかもしれませんが、あらためて振り返っていただくと、意外とこれを行えている方は多くありません。
「早寝 早起き 朝ごはん」の重要性は、10年間の僕の精神科の臨床経験で、最も大切だと感じていることの1つです。
ちゃんと寝れて栄養のあるご飯を食べていたら、だいたいのことは、なんとかなります。
もし、このブログを読んで『そういえば...』と思われた方は、試しに少しだけでも意識してみてはいかがでしょう。
生活習慣病と同様に、心の病の多くも生活習慣を健康的なものにしていくと、かなり良くなっていきます。
そうした生活習慣をまず是正していきましょう。
それでも、残っている症状を治療していきましょう。
これが、僕の治療の基本的なスタンスです。
『なんだ、そんなことか!』と思われる方も、いらっしゃるかもしれませんが、あらためて振り返っていただくと、意外とこれを行えている方は多くありません。
「早寝 早起き 朝ごはん」の重要性は、10年間の僕の精神科の臨床経験で、最も大切だと感じていることの1つです。
ちゃんと寝れて栄養のあるご飯を食べていたら、だいたいのことは、なんとかなります。
もし、このブログを読んで『そういえば...』と思われた方は、試しに少しだけでも意識してみてはいかがでしょう。
生活習慣病と同様に、心の病の多くも生活習慣を健康的なものにしていくと、かなり良くなっていきます。
そうした生活習慣をまず是正していきましょう。
それでも、残っている症状を治療していきましょう。
これが、僕の治療の基本的なスタンスです。
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