2019年12月5日木曜日

お知らせ

新元号となり皇位継承に際して行われる一連の宮中祭祀も行われておりましたが、平成から令和に変わった今年も残すところ後1ヵ月となりました。
また、昨年(2018年)までは12月23日は天皇誕生日の祝日でしたが天皇退位後は平日となる為、12月は年末年始を除いて祝日が無くなってしまいましたね。
因みに来年(2020年)は、新天皇の誕生日は2月23日で6月と12月で祝日がありません。

当クリニックも開業して約2年数ヵ月が過ぎ、今年で3度目の年末を迎えます。
今年1年を振り返り最も大きな反省点として、今年は1度も「地域セミナー」を開催できなかったことです。
患者さんやそのご家族の皆様には、診察やカウンセリングでサポートすることを常に念頭に置いていましたが、その後方でサポートされている地域(学校や役所、児童相談所や療育や放課後児童デイなどの関係者)の方々に対して、 当院で開催する 「地域セミナー」を通して、 少しでも精神科の薬物療法や、心理教育などの情報を共有できればと思っていました。
私自身がクリニックを開業するにあたり定期的に行っていこうと決めていたことの1つなので、言い訳をたくさん言いたい気持ちではありますが、開業1年目には開催していた「地域セミナー」を継続して開催できなかったという意味も含めて猛省しております。
来年は、地域医療をさらに意識し、児童精神科を中心として家族を支える訪問看護との連携もより緊密にしていくことを念頭に置き診療をしていきたいと思います。
また、私自身の診療や当院心理士のカウンセリングにつきましても、今後もさらなるレベルアップをしていきたいと考えています。

それに伴い、現状の診療体制の変更が必要と判断しました。
具体的には、令和2年2月からは、第2、第4(偶数週)火曜日は午前の診療のみに変更させていただくこととしました。
当院は土、日、祝日は診療しておらず平日も夜遅くまで診療をしていないなど、ただでさえご不便をおかけして申し訳ないのですが、当クリニックが今後治療的に成長していくためには必要なことと判断しております。
ご了承の程、よろしくお願いいたします。 

来年の目標は、診療の改善点として上記にもありますが、私自身の診療の質の向上のための時間をこれまで以上に持ち、また当院の心理士と精神科医である私との協同による相乗効果の治療で効果をよりあげていけるようにしていく時間をとろうと思います。
そして当院と連携している訪問看護ステーション(児童精神科の訪問看護)との連携をさらに密にしていき、来年度こそは当院で「地域セミナー」を開催して、学校の先生や役所の子育て支援課の方、療育などでサポートしているスタッフなどにも情報を共有していくことで、患者さん、そのご家族や地域をサポートするという開業時からの目標に少しでも近づけていきたいと考えています。
また、私自身としては来年厄年なので、自分の健康管理をより意識し自分の家族をサポートする時間をもう少し増やして、家族の健康も増進できるようにサポートしていきたいと思います。 

令和2年9月で3年目を迎えます。
このクリニックを開業時、開業して3年で何とか目指していたことを具現化していきたいと考えていました。
そのために、やるべきことを自分なりに判断していきたいと思います。
このクリニックでは、 これからも医師は私だけでやっていこうと考えています。
どうしても私自身が対応できる人数しか診療はできないため、同時にたくさんの患者さんを診療することはできません。
そのために、現在はやむを得ず初診を制限せざるを得ない事態となっております。

当院ご利用の患者さんには大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。




2019年12月2日月曜日

年末年始の休診日のお知らせ

令和元年
・12月28日(土)休 診
・12月29日(日)休 診
・12月30日(月)休 診

・12月31日(火)休 診
平成2年
・1月1日(水)元 旦
・1月2日(木)休 診
・1月3日(金)休 診
・1月4日(土)休 診
・1月5日(日)休 診
1月6日(月)より通常診療いたします。
ご了承の程、よろしくお願いいたします。

2019年10月24日木曜日

予約時間・予約変更・診察時間についてのお知らせ

開業して2年が経過し、たくさんの方に通院いただいています。
「待ち時間が長くなる」場合が多くなってきましたので、改めて当院では診察時間の枠組みを明示することとしました。


◎予約時間について

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予約時間につきましては目安の時間になりますので、ご了承ください。
(例えば10時予約ですと、10時 ~10時半までの枠となります)
・基本は予約時間帯毎にお越しいただいた順番で診察させていただきますが、内容や状態によって前後する事もあります。
・予約時間よりかなり早く来られた場合でも予約時間帯毎ですので、予約時間枠通りに来られた方を優先し診察させていただきますのでご了承ください。


◎予約変更について

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当院では、前もってご予約をいただいている方の診察時間を優先しております。
そのため、急な日程変更や当日来院のご要望は、薬が無くなった等のご事情があったとしても、お受けできないことがあります。
ご理解・ご協力のほどお願いいたします。


◎診察時間について

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・初めて診察される方はおよそ30分
・2回目以降の診察はおよそ5分~10分


少しでも楽になっていただきたいという考えは開院当初と変わっていません。
限られた時間で一人一人の方と治療的に向き合うため、当日「伝えたい」「確認したい」内容を簡単に予約表等へメモしてきていただけるとスムーズにお話しができます。
「何から話せばよいのか…」「言いたいことが上手く伝えられない」等ご不安な場合は『一番気になっている・聞きたい事』を書いたメモをご参考に診察時お話ください。

「1ヶ月に一度の通院だと話す事がいっぱいありすぎて時間がたりない、もっと話を聞いてほしい…」というお声もいただいています。日常のストレスをためすぎるとしんどくなってきます。ご負担でなければ3週間に1度、2週間に1度という風に周期を短くして都度肩の荷物をおろしていってください。

また、当院では心理士のいる曜日がありカウンセリングをおこなっています。
伝えきれない事や、医師には話にくい事でも心理士になら話せる事があるかと思います。カウンセリングについて料金や日程等、受付へお気軽にお尋ね下さい。
来院自体が初めての方は診察からになりますが、2回目以降はカウンセリング予約をとっていただき当日おこしください。カウンセリングのみ希望で診察が必要ない場合はご予約時・もしくはカウンセリング開始までに受付へお申し出下さい。
※ ただし、お薬が必要な時は必ず診察をおうけ下さい。



2019年10月10日木曜日

医師になろうと思ったきっかけ

前回のブログでは、精神科医を選択したきっかけについて少しご紹介させていただきましたが、今回の内容も前回同様「先生は、なんで医師になろうと思ったんですか?」と患者さんに聞かれることがあるので、今回はもう少しさかのぼって医師を志したきっかけについて少し触れさせていただきたいと思います。

僕が医師になりたいと最初に思ったのは、小学生の低学年の頃でした。
それは、自分の曾祖母の遺体を初めて見たことがきっかけでした。
あまり意味も解らず両親に連れられていったお通夜で、顔にそっと白い布を置かれた曾祖母らしき人が布団に寝ていました。
幼かった僕は全く何も考えず、その白い布をとり、曾祖母だと確信したと同時に亡くなっていることを直感的に感じ、びっくりして母のもとにかけよったことを今でも鮮明に覚えています。

身近な人の「死」というものを直面したその夜、幼いながら初めて「死」というものについて考えました。
まず、自分もいつかその日がくるということを考え、そして先に両親にもその日がくるということを考えると、為す術の無い恐怖で怖くて怖くて眠れず、両親の布団にもぐり込み両親の間に挟まりながら何とか少しずつ気持ちが安心していくのを感じ、ようやく眠れたことを思い出します。

その日以降「死」を意識するようになり、その影響で同時に自然と「生きる」ことも意識し、人間的に成長していける仕事に就こうと漠然と考えるようになったのです。
なので、幼かった当時の僕は、現実に触れることのできる距離で身近な人の亡骸を目の当たりにし「死」を意識させられたことが最初のきっかけで「生」を意識し、その延長で「仕事」を意識するようになり医師という職業に直結していったのかもしれません。

もちろん、きっかけを振り返ったときのこじつけととらえる事もできますし、その後、色々なモノの影響があったりするので全てではありませんし絶対確実なものでもありません。
あくまで、40歳の今の自分が振り返り語っているので、多分に脚色が入っているような気もしますが、その出来事で子どもの頃に眠れぬ夜を過ごし、多少かもしれませんが、それ以降の人生に影響があったことは事実です。



2019年10月3日木曜日

精神科医を選んだ理由

先生は何で精神科医を選んだんですか?と患者さんに聞かれることがあります。 
今回のブログは、小学生の頃に抱いていた夢から医学生時代を振り返り、全ての理由ではありませんが、僕が精神科医を選択した理由について少し触れたいと思います。

僕は小学生の頃、当時読んでいたある漫画の影響もあり、内科でも外科でも何でも診れる総合診療医になりたいという夢を持っており、いつの日か診療所を開業して地域で信頼される医師になりたいと思っていました。

しかし、みなさんもご存じのとおり、医師といっても、それぞれ専門領域が違い、それぞれの診療科目があります。
医学部に進学し、外科、内科等の診療科目や専門領域は関係無く一通り医師としての勉強や実習を行っていく中で、どの領域に進もうか、または総合診療医になるにはどう進んでいこうか、などと決めて行かれた先生も多いと思います。
僕自身もそういった医師の卵の一人でした。
※ もちろん、診療科目や専門領域は既に決まっていて、その意思をずっと貫く先生もたくさんいらっしゃいます。

よく仕事には、頭脳労働、肉体労働、感情労働の3つに大別されるといわれます。
ほとんどの仕事でもそうですが、あくまで大別されているだけであって、頭脳、肉体、感情の占める割合だということは言うまでもありません。
医師も同様に、どの診療科目であっても、それぞれの要素は必要不可欠ではありますが、僕が学生時代に、個人的に漠然と感じた占める割合の多さは、外科系が肉体、内科系が頭脳であるということでした。

正直なところ、学生時代には明確な選択の答えは出ず、医師となってから、医師である前に自分は人間として少しでも成長していきたい、そのために人間性を一番問われる仕事で勝負したい、と考えるようになっていきました。
その時に、僕が医師を目指したのも3つの中で感情労働を大事にしたかったんだということに気づきました。   
そう考えていた際に、精神科の診療をみて、これが僕の仕事だと思ったのがきっかけです。
それに児童精神科という専門領域を知って、児童精神科に進めば子どもから大人まで、すべての人生に関わるという「総合医」になれるな、と腑に落ちて精神科を選択して今に至ります。

子どもの時に夢みた総合診療医にはなれなかったけど、子どもから大人、老人まで、老若男女の患者さんに、このクリニックに来ていただき、あらゆる精神的な疾患を総合的に「心療」させていただいています。
「総合診療」ではないけど「総合心療」で、地域にちょっとでも支えになれるように、子どもの頃から抱いていた夢に向かっていけたらいいなあ~と思って、前進していきたいと思います。



2019年9月26日木曜日

親子で気持ちを伝えあいたいときに、大切にしておきたいこと

僕は精神科医という職業上、普段ある程度感情のコントロールはできていると思っています。
ただ、もちろん完全にコントロールできているわけではなく、感情的になってしまうこともあります。
僕が普段の生活で、一番、感情的になるのは自分の子どもと接している時です。

まず、親として前提に子どもに願っているのは、健康的に成長して欲しいし、将来子ども自身が主体的に生きて自立できるようになってほしいという思いで関わっています。
そのため、子どもができていない部分が、どうしても目についてしまい、感情的に叱責してしまうことがあります。

例えば、以前伝えたことを子どもが繰り返し行ったときなど、親である僕の立場としては、あの時あれだけ一生懸命伝えたのに、なぜまた同じことをことを繰り返すのか?... と感情を揺さぶられ、子どもにより強く怒ってしまうという羽目になります。

先日の連休に、子どもと接する時間ができたので、子ども側の意見を尋ねてみたところ
「お父さんが怒って言ってくる時、何で怒られているのかよくわからない。こっちの話は聞かないで一方的に怒ってくるやん。」
と勇気を出して、娘が言い返してくれました。

親側の立場である僕としては、どうしても子育てにおいて強く願う気持ちに比例して感情的に訴えかけてしまいがちです。
しかし、子ども側からすると、まず親が怒っている状態だと冷静に親の話が聞けない状態になっています。
しかも、その上で親が叱責してきます。

子ども側の視点でみると、親は、感情的で早口で否定語が多く話が長い、と、子どもの頭の中はパニック状態で、どう対応したらいいのかがわからなくなってしまいます。
また、その後落ち着いた状態になっても、子どもが親に伝えられた事に対して改善を試みるという気持ちにはなりません。
むしろモチベーションは低下し、自分のことを否定されたと思って、余計に親の言うことを理解しようともせず、親に嘘をついたりするという悪循環サイクルになっていきます。

親である僕自身が感じたのは、長く生きている親の方が、まず一旦冷静になり基本に立ち返り、きちんと伝え方を工夫することが大事だということです。
まずは親自身が、なるべく感情的にならず端的で且つ具体的にやって欲しい行動を伝えて、子どもが前向きな行動をとろうとしたら不十分でも褒めるようにして、我慢強く本人と関わるようにすることです。
そして、子どもの言い分を決して怒らないから教えて、というスタンスで、さらにもうちょっと我慢して子どもが自発的に言えるまで待ってあげて、子どもの言い分に耳を傾けてあげないといけないな、と思いました。
でも、なかなかうまくできてないですけど。


最近、どうしても時間がなくて、子どもに〔 指示的 > 支持的 〕に関わりがちでした。
子どもが、こうして勇気を振り絞って僕に伝えてくれたことを真摯に受けとめて、関わり方を少し変えるように努力していこうと思います。

子どもと一緒に成長できるように頑張っていかないとな~、と思ったシルバーウィークでした。



2019年9月19日木曜日

先日、おっさん3人組で山登りに行ってきました

先日、おっさん3人組で、念願の大峯山に登山に行ってきました。

大峰山(おおみねさん)は、奈良県の南部にある山で、現在では広義には大峰山脈を、狭義には山上ヶ岳(さんじょうがたけ)を指すとされています。
この大峰山脈の中で修験道の聖地であるのが山上ヶ岳です。
この山上ヶ岳のことを大峯山といいます。
大峰山と大峯山で読み方は同じですが「みね」の字が違いますね。

現在でも女人禁制の山とされている日本で唯一の山で有名ですが、この一帯は古くから修験道の山として山伏の修行の場であったこともあり、頂上にある大峯山寺にお参りするため、高野山や各地のお坊さんなど、行者姿で登山されている方がたくさんおられるところは通常の登山との違いかもしれません。

8月の暑い時期での登山でしたが、山はとても涼しく自然の空気や景色を堪能して心身のリフレッシュになり、メンタルとフィジカルのバランスを保つ良い機会だったと思います。
普段から個人的にはそんなに好んで食べることはありませんが、そこで食べたバナナの味が、いつもとは比べ物にならないうまさでした。

山頂の景色はこんな感じです。

下山してからは、清流のせせらぎを感じつつ、鮎とビールで舌鼓を打ち、温泉で疲労回復してと贅沢な時間を過ごし、 普段とは違った環境で景色やその土地の人との交流を楽しむことができました。

何より仕事を通じて出会えたおっさん3人で楽しめたことが、とても嬉しかったです。
時期や時間、また環境や場所、そのタイミングで誰とどのように過ごすのかということを改めて考えつつ、今度、またおっさん3人組で、年に1回は遠足に行くことを楽しみにしています。