大学時代の友人と先日久しぶりに会いました。消化器内科医になった友人は、外来で、精神疾患に罹患した患者さんが、受診に来られると思うだけで、前日から憂うつで、しんどくなると話され、そうした患者さんを、日々診察している「さくちゃん」(僕のことです)はすごいなと思うと話されていました。でも、僕なりに思うことは、僕が、消化器の疾患に罹患している患者さんが、消化器疾患の相談をされても、僕は専門ではないので何もできないことがあります。結局は、それと同じ苦しみだと思うんです。目の前の患者さんに、治療者である自分が、適切に対応できない、この不全感が医師としてしんどくなる。少なくても、精神科領域で、適切な支援を、治療者である自分ができると、無力感に似たしんどさは少なくなります。結局は、医師にとって、目の前の患者さんに、「適切な関わりができたかどうか?」が、大事なんやな~!と友人と話をしていて思いました。
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