診察室で、不登校や休職、ひきこもり状態にある方がおられます。その際に、こちらが意識していることは、できるだけ明るく過ごされているかどうか?です。
明るい不登校、明るいひきこもりになってもらいたいのです。アントニオ猪木が「元気があれば、何でもできる、1,2,3だ~!」と叫んでいましたけど、実際、その通りだと思います。まずは、元気を回復してもらうこと。その上で、ちょっと元気が出て、焦って、やろうとして、できない自分を責めて、元気をなくしていくこともあります。
その時は、西川きよし師匠が「小さいことからこつこつと~」と叫んでいましたが、その通りです。元気さ、明るさが生きていく上で、まず第一ですし。その上で、スモールステップで、なるべく、自分がやりたいことを優先して取り組んで、その先にやるべきことを取り組んでいく。
頭の中に、アントニオ猪木、西川きよし師匠は入れておきましょう。少なくとも、僕の頭には、この二人の画像と叫びが入っていますので、診察室で憑依(*)して伝えていきたいと思います。
でも、診察室では「1,2,3だ~!」とは叫びませんから、安心してください。
*憑依(ひょうい)頼りにすること。よりどころにすること