2023年4月5日水曜日

子育ては、信頼と楽観が大事!

 ディズニー映画「アナと雪の女王」は、育児などの親子関係にすごく参考になります。魔法の力を持って生まれた長女のエルサが、次女のアナを魔法の力で怪我させてしまい、そこから、両親はエルサに対して「恐れ」「不安」を抱き、エルサに対して「監視」「管理」的な関わりになっていきました。エルサ自身も、両親と同様に自分自身に対して「不安」「恐れ」を抱き、双方ともに、恐れがエスカレーションしていく自体となり、エルサ自身がひきこもる状態で長い年月が経過していきました。妹のアナは、楽観的で明るい性格の持ち主でした。(これも、アナ自身が生き抜く上での適応だった可能性はありますが。)妹のアナは、姉のエルサに対して、必死で「あなたなら、何とかできる」と不安や恐怖を抱えながらも、信頼と愛情をエルサに届けます。その結果、エルサ自身も、自己受容の段階に進むことができて、これまでの「カモフラージュ」してきた生き方から、「自分らしく」生きていくという、「自己否定」から「自己受容」という大転換が生じたという感動の物語でした。

親も、子どもの養育過程の中で、「不安」や「恐れ」を抱くと「監視」「管理」をしていくこともあろうかと思います。しかし「不信から生じたものは、不信しか生まない。」と思います。やはり、自分の子供を信じてあげて、「信頼」を贈ってこそ、「子育て!」そう思って、またアナ雪を鑑賞してみましょう。アナのように、信頼を贈れるように、僕も「親」として、子どもを文字通り「木の上に立って見守りたい」と思います。