2022年8月3日水曜日

停学処分になった時の母の対応

僕は高校時代、学業も学年で底辺でありながらも高3の秋に「医者になりたい」と思い立ち、進路相談で担任の先生に相談しました。
先生からは、内申点が悪すぎるので定期テストで良い点を目指せと言われました。
そう言われたすぐの定期テストでカンニングして停学処分になり、全ての教科が0点になってしまいました。

カンニングがばれて職員室に呼ばれ、母が学校に迎えに来てくれましたが、母は一度も僕を怒ることもなく、僕に対して「大丈夫?」と、むしろ心配してくれました。
母と一緒に自宅に帰り、その後、数日間停学処分となりました。

自宅での停学処分の間も、一切、家族は誰も僕を責めることはありませんでした。
その分「申し訳ないな~」「親には悪いことしたな~」と猛省していたことを鮮明に覚えています。
今考えると、この責めないことが、僕の親の特徴だと思います。

そういえば子どもの頃から、母に「勉強しろ~」とか「~しなさい」と言われたり、怒られたりした記憶がほとんどありません。
それが良いのか悪いのかは、僕の周囲の人の判断に委ねます。

ただ、親が甘々で育ててくれたから、僕はいつも自分がしたいことに素直に気づけて頑張れているんだと思います。
好きなように生きることを許してくれて、親には感謝しています。