2021年12月29日水曜日

新規の初診患者さんを受け入れることができなくてすいません!

僕は児童精神科と精神科の両方の専門医なので、2歳から大人までの診療をし、子どもからずっと人生を通じて支援していくために、このクリニックがあると考えています。
勤務医時代から10年以上の支援をしている方もいて、初診時は10歳だった子が成人して、今では体格が僕より大きくなっている子もいて、びっくりするときもあるぐらいです。

また、家族療法を重要視しているため、患者さんの兄弟、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃんと家族全体の主治医になることも僕の診療の特色で、ご家族も含めてカルテを作成することも度々あり、1人の方が受診されて、発達障害などの診断を幼少時にした場合、結構長期的に支援をしていくことが多いのです。

そのため、令和2年12月から1年間、原則、新規の患者さんの受け入れを停止した状態が続いています。
診断と支援は、必ずセットでないと治療的にはならないと僕は考えています。
それに、発達障害の支援は、人生を通じての長期的なサポートが重要です。

今後も、当院では、原則、新規の患者さんの受け入れは、難しい状態が続くと思います。
現在、通院にきてくれている患者さんを大事にしていきたいし、しんどい時になるべく予約を取れるような状態にしておきたいのです。

新規で当院の受診を希望されている患者さんには、心苦しいですけど、ご理解の程何卒よろしくお願い致します。