2021年12月22日水曜日

結婚について

第2次世界大戦前までの日本では、長きに渡って『お見合い結婚』が主流でした。
もともと、家と家のつながりが強かった日本では親戚などが仲介に入り、お見合いがきっかけで結婚することがごく当たり前のことであった当時は『結婚』そのものの考え方が、現在とは少し違っていたのかもしれません。
その後、恋愛結婚の割合も少しづつ増え始め、第2次大戦後以降の日本が高度経済成長期の頃に『お見合い結婚』と『恋愛結婚』の割合が反転します。

当たり前のことですが、現在の日本においては、恋愛の末、結婚された方がほとんどということになります。
一概には言えませんが『恋愛結婚』は、恋愛をし恋人同士の状態から結婚に至るまでがゴールとなりやすく、少なからず結婚生活に理想を抱いての門出になるものです。
そのため、結婚式がピークとなり、その後の結婚生活で理想と現実のギャップに混乱するということがあるように思います。

僕としては、結婚生活は、リアルと向き合って、そこから、どう運営し、相互に思いやりを持って、お互いを許容し、お互いを大事にしていくか?ここに、結婚生活の面白みがあると思っています。

他人が、一緒に住んでくれている。
この感謝を忘れないで、尊重し、大切にしていきたい。
これが、今一番、僕自身が考えている最重要事項です。