2020年10月22日木曜日

自分の治療スタイルを考えて働くということを考えました

当クリニックのWebサイトでもお知らせさせていただいておりますが、11月、12月に、臨時休診を数日とることにしました。
また、令和3年1月より、毎週火曜日は、午前診のみの診療に変更とさせていただくこととなりました。

自分の診療スタイルは、一人ひとりの患者さんに保険診療枠内(初診は30分前後、再診は5分~10分前後という時間制限の枠内)で、少しでも治療的に効果的に関わるように日々努力するということです。
現時点でも、己の未熟さと日々向き合いながら診療を続けています。

そこでの課題として、自分自身の心身の疲労が蓄積した状態で診療がうまくできていない部分については、もう少し、自分自身の心身の状態を整える時間が必要だと感じました。
また、自分が疲弊していくと、診療だけでなく、自分の身近にいる人も大事にできなくなる恐れを感じています。

僕は、精神療法の中でも、特に家族療法的なアプローチを重視している精神科医です。
その自分が、 身近にいる自分の家族やスタッフ、そのスタッフにも家族がいるわけで、そうした自分の一番近くにいる人たちを大切にしていくスタンスこそが、最も重要だと考えています。

そのためには、診療時間を減らしてでも、取り組むべきことだと判断しました。
その分、治療の質が少しでも上がることで患者さんに還元していけるように精進していきたいと思います。
患者さんにはご迷惑とご負担をお掛けして申し訳ありませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。