以前にも僕の両親の事や、僕の幼少時代について触れた内容のブログを何度か投稿させていただきましたが、僕が幼少の頃、自宅は2階建住宅で、両親が『作田整骨院』という整骨院を経営していたこともあり1階部分は両親の仕事場、2階部分が作田家の生活スペースという暮らしをしていました。
そういった状況もあり、時折出かけることはあったものの、常に1階には両親が働いており、そこは僕ら兄弟にとっては遊び場でもありました。
来院されていた患者さんや、両親は仕事場で遊んでいる、われわれ兄弟をどういう風に思っていたかは解りませんが、われわれ兄弟にとっては、両親が患者さんを診療するということが働くイメージとして子供の頃から定着したこともあり、僕の兄弟は各々医療職に就いています。
両親は朝から晩まで働き詰めで「勉強しなさい!」とか特に口やかましく言われた記憶はありませんが、保育園に通っていた頃なんかは、迎えに来てもらえるのが遅かったので「お母さんはまだかな~?」と寂しく感じることもありました。
でも、そういった経験で、生活の為に働くということの大切さをリアルに感じることができたからこそ、僕は今、自分なりに勤勉に働けているつもりです。
子育てにおいて「親がどう関わるか?」「何を伝えるか?」よりも、子供は親が考えている以上に、親の生き方に影響を受けるのではないでしょうか。
だからこそ「親自身がどう生きているか?」そして、その親の背中を子供はしっかりと見て色々と感じているはずです。
「そのことを意識しながら生活しないとあかんなぁ~」と、自分の幼少の頃を振り返り思いました。