開業して6回目の年末を迎えます。今年は、何とかコロナなどの感染症等にもならず、クリニックで、予定通りの診療ができたことに、安堵しています。当院のスタッフ、来院されている患者さん、僕の家族を含めて、感謝しております。今年もありがとうございました。
今年を振り返ると、2回ほど当院主催の講演会を開いたり、僕自身も講演をしたりして、少しでも精神科医として、社会貢献に向けて挑戦できたかなと思います。また、診療も地味にですが、着実に精神科医としての経験や力をつけてきていると思います。そうしたことの影響もあり、予約を取ることが困難なクリニックになってしまいました。
3年前から、ホームページ上でも初診受け入れ停止を告知していますが、現状もなかなか初診の患者さんを受け入れることが慢性的に困難な状態が続いています。現在通院されている患者さんや、3か月とか半年ぶりに受診を希望される患者さんを受け入れるためには、これ以上の初診患者さんを受け入れることはできない状態です。この状態で、新患の患者さんを無理して受け入れてしまうと、「30分以上待って、5分診療」とかに向かってしまいます。そうなると、僕の診療の良さが失われてしまい、『誰よりも、僕自身が病んでしまいます。』
申し訳ありませんが、今後も精神科医は僕一人で、このクリニックを運営していきたいと思っています。そのため、一人ひとりの患者さんに向き合う時間を守るためには、今後も長期に渡って、初診患者さんを受け入れることはできません。初診で受診を希望されている患者さんには、大変申し訳ありませんが、何卒ご理解の程よろしくお願いします。