2023年11月1日水曜日

自分らしく生きる前に、遁世(トンセイ)~!

  僕は、地元の中学校では、あまり勉強していなくても成績優秀でした。そのまま、地元の公立の進学校に進学しました。そしたら、周囲は、勉強は僕よりできるし、運動神経がいい人も多く、話しも面白い。すぐさま、自信喪失し、高校3年間、へらへらして、勉強ができないのを誤魔化して、勉強をさぼっているからできないというスタンスでカモフラージュしていました。    

 高校時代、正直、ずっと苦しかった。自分自身の本当の気持ちから逃げてばかりだった。高校時代の成績は、学年最下位付近をうろうろしている状態でした。その後、3年浪人して、世間から隔絶された「予備校の主」になり、やっと解脱したんです。

 誰かとの比較をすることをもうやめていい、と思えるようになりました。

 それよりも、自分の人生の目標として、「よい医者になる」ことを大切にして、11日を自分らしく、できる範囲で精進していくようになりました。そのためには、3年間の予備校生活とは僕にとって、3年間の山籠もり体験みたいなもんです。その後、大学に入学してからは、自分らしく生きられるようになったし、定期的に、旅に出る(インド、アフリカ、日本の各地をバックパッカーで旅する。)をして、今ある狭い社会とか普通から解脱するようにしていました。

 我々人間は社会的な生き物です、社会の普通とかに、意識、無意識で縛られてしまうものです、そこから定期的に解脱して、自分を取り戻すことは、とても大事なことだと思います。