今日の診療は、おおかたは及第点でいけていたな~と思っていたら、最後の診察で、残念な診察となってしまいました。日々の診療で、当然、患者さんが良くなるように、こちらも限られた制約ではありますが、日々精進して、精一杯頑張っています。
しかし、その反動として、こちらも患者さんに治療的な関わりのために頑張っているからこそ、患者さんに対して、良い変化を期待し過ぎて、患者さんに寄り添うことや労うことよりも、患者さんに対して介入、改善を優先し過ぎて、患者さんにとっては、否定されたと傷ついてしまうという診察になってしまうことがあります。
「残念です。申し訳ないです。」「日々勉強です。」
自分自身が改善したり、頑張ることに集中して、その見返りによる治療的な変化は、患者さんの中で生じることであって、僕自身が、その患者さんの変化を期待し過ぎてはいけない。
患者さんに起こる変化は、少しずつだし、あくまでも患者さんの変化のペースに、スモールステップに、こちらも合わせることが、プロの治療者だと思う。その反省をここに述べて、また、明日から、自分のできることに集中していきたいと思います。