2021年10月27日水曜日

ホームランとか綺麗なヒットじゃなくて、バントヒットとか進塁打でもいいと思えるようになると治療成績は上がる

僕は、保険診療内で少しでも効果的な精神療法を実践していきたいということを重要視している精神科医です。
そのため、定期的に自分の精神療法の個人指導を受けています。


僕の精神療法の指導をしてくれている先生から指導された言葉で「先生の好きな大谷選手だって、毎回ヒットやホームランは打てないでしょう。
バントヒットとか、進塁打とか、小技程度を目指すと治療の幅が広がっていきます。
そして、そうした治療の中での幅が広がっていくことができたら、自然と、先生の力みも脱けていきますよ」と指導してもらいました。


まだまだ自分は、診療で力みが強い状態です。
そういう自分に「バントでいいよ、アウトになっても進塁打でもいいよ」なるべく治療者である自分の設定も、スモールステップでいきたいと思います。


患者さんも、治療者である僕も、無理しすぎないように、共にぼちぼちで行きたいな~と思います。