2021年2月24日水曜日

僕にとって、患者様ではなく、患者さん!

 僕が診療の時に心がけているのは、患者さんを尊敬しすぎないようにと思っています。

なぜなら、もし僕が患者さんを「患者様~、はは~」と思って診察したら、僕自身も患者さんと同レベルで悩んでしまって思考が硬直化したり、新たな治療的なアイデアが自分の中で出て来なくなるからです。

診察室の中では、医師である僕も患者さんも平等であり、治療の共同体であり、どちらが上とか下とか、偉いもくそもありません。
だからこそ「患者様ではなく、患者さん!」と思って診療しています。

実際、患者さん達も診察室外では、僕のことを「さくちゃん」という感じで思っていたり、感じていると思うんです。
だから、当院は「さくたメンタルクリニック」ではなく、「さく(ちゃん)メンタルクリニック」にしたんです。