2020年11月12日木曜日

リアリティーの向上は、常に朗報である!

 診察というのは、患者さんとの共同作業で、限られた場所や時間内で診断や治療をしていく訳ですが、精神科医として見立てを立てることが、 診察上で一番大切なことだと考えています。
そして、その一番大切な見立ては、診察の中で変化していきます。

その際に大事にしておきたい言葉が、僕の精神療法を指導してくれている人からいただいた格言です。
「リアリティーの向上は、常に朗報である!」

また、杉山 登志郎先生(福井大学子どものこころの発達研究センター客員教授)から指導をしてもらった時に言われた「真実が、一番、患者さんを傷つけないよ」という言葉。

J.Y.Parkさん(ソニーミュージックとJYPの合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」でも有名な音楽プロデューサー)の名言の「真実、誠実、謙虚」などがあげられます。

診察という場で、少しでもリアリティーを向上して、患者さんに治療的に関われるようにしていきたいと思います。