2019年7月25日木曜日

さんまさんはすごいな~

いつも明石家さんまのトーク番組を見るたびに「すごいな~」と感心します。
何がすごいって、全てが笑いに変わるからです。
しかも、相手を貶めることなしに。

きっと、さんまさんにとっては、相手が誰であっても対等なのかな、と感じます。
『笑いの前では誰であっても平等』みたいな空気を感じます。
それに、どんな深刻な話だとしても、さんまさん自身は「人は誰でも、生きているだけで丸儲け!」という超越した思いを持って、慈愛を持って対応しているように感じるんです。

そして、個人的には、自分は死ぬまで人を楽しませるんだという覚悟のような決意のようなものが、悲壮感なしに颯爽と感じます。
何より、カメラの前ではなるべく笑いについて審査や評論をせず、笑いを分析するような野暮なことはせず、あくまで一生芸人としてのスタイルは誰もまねできないような気がします。

伝説の治療者といわれるアメリカの精神科医、心理学者のミルトンエリクソンという方がいるのですが、その人も決して、治療を体系化したりしてこなかったそうです。
僕には「日本のミルトンエリクソンは、明石家さんまさんじゃないかな~?」と思ったりします。

さんまさんのカウンセリングとかがあったら、どんなに悩んでても、「そっか~。生きているだけで丸儲けやな~」「そんな問題、大したことじゃないな~、むしろ、おいしい!」と認知が無理やり、笑わされて修正されてしまうかもしれませんね。
さんまさんに関わると、人生はすべてバラエティーなんだな~と不思議と笑えてきます。
僕も、そんな治療者、支援者になりたいな~。