2019年4月25日木曜日

人はいつだって成長し続けることができる

知能については、さまざまな学者がそれぞれの理論を述べていますが、ある学者は人間には2種類の知能があると述べています。
ひとつは「流動性知能( 流動性一般能力 )」で、もうひとつは「結晶性知能( 結晶性一般能力 )」といいます。

流動性知能」 は、新しいことを学ぶ知能のことであり、 具体的には、推論する力、思考力、暗記力、計算力などが挙げられますが、 これは若い時の方が優れており加齢とともに衰えがみられることが特徴です。

一方、衰えないのが 「結晶性知能」 です。
過去の経験が土台になる能力をさし、免許や学位といった専門的な知識や、料理などの個人的な日常の習慣、長年にわたる趣味の手順や方法なども 「結晶性知能」 にあたります。
上記のように、経験の蓄積に基づく知能である 「結晶性知能」 には限界がありません。
流動性知能」は、 新しい場面に適応する能力ではありますが、「結晶性知能」は、以前の経験から新しい場面に推論、応用することもでき、年を重ね経験や知識の蓄積により発想力やひらめきが増えていくようです。

僕は40歳になりましたが、これからも積極的に知識と経験を蓄積していって、治療者として成長し続けていきたいと思います。