昨年の探偵ナイトスクープの番組で、父と思春期の娘さんが、数年前に、父が娘を怒鳴って以降、お互いに会話をしなくなったそうです。数年間、父も、何度も頑張って娘と会話しようとすると吐き気が出る程、過度に緊張状態となってしまうため、番組に依頼となりました。
こうした何年も会話してない父子関係を、探偵はどうしたか?
深刻な問題となりがちな親子関係を真正面から対応するのではなく、父をオバQのコスプレ(白い全身タイツとオバQの化粧です。)をさせました。それに加えて、学校から帰ってくる娘さんにも、同じようにオバQのコスプレを、父に内緒でしてもらい、双方がサプライズの状態で、自宅で父子が向き合うことになりました。
前提条件として、そもそも、父子ともに仲直りしたいと思っていたのです。そのきっかけをつかめずにいたのです。オバQ同士の父子が、向き合いつつ、次第に、父が吐き気を認めながらも、周囲の励ましを受け、娘に会話をするようになり、感動の何年かぶりの親子の会話となりました。
ユーモアの力はすごい。支援者としても、非常に勉強になりました!