どうしても、親サイドの考えと子サイドの考えがすれ違うこと、あると思います。最近ではそのような際、親サイドとしても、子どもの意見を尊重することの重要性の知識は結構入っているので、親が子どもに対して「あなたが思うようにやったらいい」と言うけど、実際のトーンは、イライラしている感じで言ったり「それで失敗しても知らんで」と言ったりしがちです。これは、言語的には、子どもを尊重、非言語的には、子どもを否定となります。子どもからしたら、親の発言は、言語と非言語が不一致にとなり、混乱指示になるため、「親は、私のこと、何も分かってくれない!」と、悲しみや怒りが生じて、子どもの自立に向けての推進力がそがれてしまいます。できれば、子どもの背中に、親は応援していこうという姿勢が、ちゃんと、伝わるといいですね。子どもが自分自身で考えて、うまくいったら、親は「すごいやん!ナイスファイト!」、うまくいかなかったら、「ドンマイ!」です。前者のように、親が子どもに対して、非言語的に否定した感じになると、子どもが失敗したら「ほら、だから、言ったでしょ!ちゃんと親の言うことを聞けよ!」と言いたくなるものです。親である僕もそうです。でも、親自身も、何とか踏ん張って、後者の子どもの後方に、応援者として親は伴走していけるように頑張りたいですね。結局は、子どもの微弱な能動性を育むのが親の仕事なので、子どもが正しい選択をすることよりも、色々失敗しても、自分で考えて立ち上がれる子になった方が、よっぽど価値ある関りとなるので。敵は、社会規範とか常識といったものだったりしますので、そうしたことに振り回されずに、子どもの健やかな育ちを見守れる大人になれるように頑張りましょう。
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