2024年8月14日水曜日

浦島太郎物語と精神科医療との関連性

  日本昔話で有名な「浦島太郎」は、僕の心の妄想では、亀を守ろうとして、亀をいじめた子ども達に、行き過ぎた指導をしたせいで、周囲から奇異行動と認識されて、亀の背中(これは現代でいうところの救急車のことだと思っています。)に、乗せられて竜宮城という名の精神科病院に、長期間入院していたのだろうと僕は思っています。

 浦島太郎本人の妄想では、竜宮城なんですけど。その後、長期の精神科病院での入院から退院してみると、太郎の両親も既に死んでいる。自分の住んでいた町も人も環境が激変して、ショックで、玉手箱といいますか、その時、退院時に渡されていた精神科薬を大量服薬して、死んでしまったという話しに、僕には感じるのです。

 ここから精神科医的な洞察ですけど、まず竜宮城の長期間の入院の弊害ですね。(ここは、もう現代では、認識されており、精神科の新規の入院の患者さんで、これだけ何年から何十年入院するなどはなくなっています。)また、竜宮城からの退院後のフォローをもう少しちゃんとしておきたかったですね。訪問看護とかで通院や服薬の継続を支援したいですし。竜宮城から自宅に試験外泊とかもしておきたかったな~と思います。浦島太郎は、精神科医療の入院の在りかたと支援についての問題提起の物語だと僕は思っています。

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