2023年1月4日水曜日

親孝行について

正月明けなので、親孝行についてふと考えてみました。
親孝行って、子どもが成長し、やがて社会に羽ばたいて、本人らしく主体的に生きて、人や社会の役に立って、親としては、その姿をみて誇らしく感じ、嬉しいと思えることが、親孝行なんだと思います。

子育てって、子どもが主体的に生きて、その子自身が納得のいく人生を送る。
その手伝いを親がすることなんだと思います。

なので、親がこれだけしてあげたから子どもに対して親に還元してというスタンスは「子育て」ではなく「打算」なんだと思います。
僕自身、親として子どもが成長してその子らしく生きていってほしいし、そのサポートをできる範囲でしてあげたいと思っています。
僕自身が元気でいる間はずっとそういう気持ちでいたいと思います。
とはいえ、僕自身働く事そのものに全力を注いでいるので、家族には負担ばかりかけているのが現状なんですけど。

ただ僕にとって、自分の子供は「生まれてきてくれてありがとう」ただただ可愛いんです。
生きてきて自分の命よりも大切だと思える命と出会えたことがありがたい。
それを支えに、僕は医師として目の前の患者さんの役に立ちたい。
それを僕の親が喜び、誇りに思ってくれたら嬉しい。
この循環が親孝行なんだなと思っています。
『ありがたや~、ありがたや~』です。