僕は、半年以上構想を練りながら、このクリニックの図面や構図を建築家と共に作成してきました。
当院の間取りを図面でみると、僕の診察室は、このクリニックの「心臓」をイメージして配置しています。
患者さんが「血液」として、このクリニックという体内を循環し、クリニックを生きたものにしてくれているというイメージです。
そして、その診察室という「心臓」の上に、「脳」をイメージして心理室の2部屋を配置し、保険診療ではできない部分をより落ち着いて、しっかりと患者さんと向き合う場所と時間を提供したいと考え、僕の診察室よりも広くしました。
また当院は、親子、夫婦などの家族を基本的に大切にしたいということを念頭に置いているクリニックですので、キッズルームは「子宮」をイメージした形状にし、その横のソファにお母さんがいるという配置としました。
などなど「当時は色々と形状や配置を意識していたな~」と、ふと言いたくなったので、ブログで紹介させていただきました。