今年のお盆休みは、僕の両親が福井県出身であるということもあり、親孝行も兼ねて両親を福井県に連れて行きました。
福井県に行った際は必ず、我々作田家の菩提寺である西雲寺というお寺に行ってお参りをさせていただいています。
西雲寺には立派な枝垂れ桜があり、春には境内を華やかに彩ります。
綺麗に手入れされた庭から本堂にあがらせていただいた際に、本堂の柱に貼られていた教えが目に飛び込んできました。
「人間は悲しむとき、最も深く人生を生きている」
これを見て僕の心のどこかが共鳴したのか、胸が一杯になり目に涙があふれてしまいました。
日々の診察でも、たくさんの悲しみを背負われて来院される患者さんがおられます。
そこでしてあげられるサポートはいつも些細です。
仏様が天からそう思われている。。。
そこを大切にしたい。。。
そう気づかされたお盆休みでした。