日々の診察を通じて、僕の方こそ、患者さんから教えてもらうことも非常に多いのです。
ある女子中学生が教えてくれたのは、全員がそれなりにハッピーになり、なおかつ公正になるシステムについてです。それは自分の第一志望を宣言し、第一志望に向けて戦略的に行動することが大事だと言われました。初めから「どうせ第一志望は無理だろうと、スタート地点から諦めていると、第二、第三志望に向けて努力することになってしまう。でも、その努力は本来、第一志望に向けられる努力だったから、第二、第三志望が通ったところで達成感も得られにくい。だから第一志望に向けて時間も努力も戦略的に動くことがいろいろな場面で大事になるのだそうです。」 その通りですね。
僕は、浪人中、駿台予備校に在籍していたので、駿台の「第一志望はゆずれない!」は、そういうことだったのか~、と納得できました。僕は、大学受験で、医学部以外にも、獣医学部、歯学部なども受験したこともありましたが、あまり気が乗らなかったので、答案用紙が白紙に近い状態で出してしまったことを思い出しました。やっぱり、医学部の受験だとテンションが上がり、頑張れました。まあ、毎年落ちるわけですけど・・・。でも、単純に、医者になりたかったのだと思います。これからも、人生の第一志望はゆずれない!「治療的な医師になる」ことを目指して、これからも頑張っていきたいと思います。その女子中学生には、ご指導ありがとうございました!
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