怪我をして弱った母、認知機能がやや低下した父、必要な書類を父がなくして、0.5秒で怒ってしまいました。怪我して入院中の母に、退院後の暮らしでの話しをする際も、気づいたら説教していました。僕は・・・。反省しつつ・・・。
でも、折角、僕は、精神科医なので、自分自身の心のありようを検討したいと思います。
どこかで、他者をコントロールしたい欲求が、人にはあると思われます。それを、できる可能性のある相手(愛着対象者である親子とか恋人関係とか)にだけ、表出するのだろうと思います。
まあ、単純にいうと、幼児心性ですかね? 甘えのような。自分の心は、20歳で医学部入学したあたりから、成長は、止まっているような感覚があります。
でも、こうして自分を分析できているのは成長かな?とも思います。その上で、対処法にも言及してみたいと思います。こうしたコントロール欲求が、自分にあることを認め、そこを異常視したり、否定したりをしない方がいい。自分自身に心理的に抑圧や反省をしすぎない方がいいです。こうした心性は、誰しもがあるものです。そこを認めた上で、誰かに、怒っちゃった~と吐露したり、怒っちゃいそうになったら距離をとったり、心理的に余裕を持つことが大事になりますね。
繰り返しますけど、過度な反省をすると、自分を責めて、自分の心が小さくなるから、余計、怒りそうな状況になったら、自制力が効かなくなり、余計怒っちゃうから気をつけましょう。だって、長年精神科医をしている僕だって、こうなっちゃうんだから、安心してください。誰でもそうなるもんだってことを。
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