2018年3月15日木曜日

新芽が出て、決意を新たに

さくメンタルクリニックでは、毎朝、診療受付の開始前にスタッフみんなでクリニックの掃除を行っています。
最近、その掃除中にスタッフ同士が何やらワイワイと盛り上がっていたので、僕もその輪を覗いてみると「新芽」が出ていました(写真1)

(写真1)
当院で育てている観葉植物たちからも 「新芽」 が出てきました!(写真2)
ちゃんと育ててくれているスタッフにも、植物達にも感謝です。
この「新芽」を見ていると、成長しようとしているエネルギーが感じられて何だか勇気が湧いて明るい気持ちになれます。

(写真2)
話は変わって、当クリニックの待合の中心にはキッズスペースを設けています。(写真3)
子どもの将来のために、少しでも役に立ちたい。
ちょっと大げさですが、大阪の、日本の未来のために少しでも役に立つ支援ができればと願って、児童精神科医、精神科医として診療し ているつもりです。

(写真3)
まだ未熟な治療者で日々の自分の診療に対して歯がゆい気持ちで毎日を過ごしていますが、「新芽」のような存在である児童や、その家族の支援の礎に少しでもなれるように、 初心を忘れず、誠心誠意、今後も診療をしていきたいと思います。



2018年3月8日木曜日

なるべく本音を大事にしたい

今回のブログは、さくメンタルクリニックの新年会で、僕自身が思ったことを僕自身に対して?書きたいと思います。
なので今回は、もしかすると読んでいただいている皆さんへの情報発信にはならないかもしれません(笑)。
ですが、現状での僕の想い、今回のブログタイトルにも含まれている「本音」の部分を少し知ってもらえればと思っています。

昨年の9月に開業し、僕自身初めての事ばかりで、とまどいながらも診療に集中していると、 あっという間に年が変わり、なんとか新年を迎え、さくメンタルクリニックとして初めての新年会を行い、そこで院長として新年の挨拶をしました。
その挨拶の中で、当クリニックのスタッフに対し、
『少しでも患者さんが笑顔になれるように』、『少しでも楽になれるお手伝いができるように』、スタッフみんなで協力して頑張っていきましょう!
と話しをしました。

ですが、その翌日、何か心のどこかで無理をしているような、どこか自分を大きく見せようとした等身大の感じではない、そういう違和感を感じて、しんどくなりました。

クリニックを運営している立場で、現状の等身大の自分の本音として、患者さんが受診に来られないと潰れてしまうので、患者さんには受診に来てほしい。
そして、受診に来てくれた患者さんに、少しでも満足してもらったり、楽になれるようサポートをさせていただいて、また次回の予約をしてもらえる。
この繰り返しで、自分やスタッフが生活できる。

このクリニックでの診療を通して、治療者としての後ろめたさよりも「すっきりした」気分で、週末(当院は、土日祝日は休診なので)を、リフレッシュに当てたい!
それを繰り返していく!
それだけです!



2018年3月1日木曜日

飲酒と睡眠の関係

今回のブログも、前回に続き飲酒についての内容となります。
まだまだ寒い日が続いていますが、 特に夜は、寒さで寝つきにくさを感じている方も多いかも知れません。

寝酒は、ナイトキャップといって、欧米では一般的な風習となっているという話をきいたことがあります。
アルコールは寝つくまでの時間を短縮させます。
そのためにアルコールを寝酒として使う人もいます。

しかし、就床1時間前に飲んだアルコールは、少量でも睡眠の後半部分を障害することが知られています。
つまり、寝つきは良いのですが夜中に目覚めて、その後なかなか眠れないという現象がおこります。
また、就床前のみならず、就床6時間前に飲んだアルコールも睡眠後半部分の覚醒度を上げることが知られています。
さらに、アルコールには利尿作用があるので、夜間に尿意で目が覚めたりしてしまうことも増えます。

震災の際には寝れなくて寝酒をする人が増えて、アルコール依存症になったり、飲酒関連死が増加したことが、阪神淡路大震災でも、東北の震災でも報告されています。

寝酒はそういった危険があるので、飲酒以外で寝れる方法を一緒に考えていければと思います。

2018年2月22日木曜日

飲酒と衝動性の関係

年末年始や祝い事、節目の行事など、イベントでのお酒はつきものですよね。
僕もそういった場で、飲酒することは少なくありません。
以前、当ブログにも書きましたが元同僚なんかと、お酒を飲みながら「しょうもない」話をする時間も大切にしています。

適量の飲酒は、飲み会などでコミュニケーションの潤滑剤のような使われ方をされます。
アルコールを摂取すると、人間の行動・思考における重要な役割を持っている大脳皮質の抑制が解放されるため、緊張がほぐれ、会話が弾むようになったりします。
親しい人とのそういった場で、お酒が進み、腹を割って話ができたという経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

しかし、そういった場で飲酒して1~2時間が経過すると、通常テンションもあがり、時にそれがいきすぎることがあります。
例えば、昨年解散した国民的グループと称された元SMAPのメンバー草薙剛さんのような普段自制がしっかりできている人でも、全裸で公園を走り回る現象が起きることがありす。

その後、中枢神経の麻痺により理性が利かなくなり、一度飲みだすと適量でやめるという自制心が働かなくなることがあります。
時には、酒を飲んで喧嘩になったり、殺人にまで発展することもあります。

さらに、アルコールは飲酒後3~4時間が経過してくると、気持ちは落ち込み易くなり、それに反して衝動性が残存している状態になります。
そのため「死にたくなる」ことがあり、衝動性が残っているため、自殺のリスクが高い状況となる場合があります。
前置きとして死因を断定するつもりはありませんが、報道通りの自殺であった場合、ちょうど、Xジャパンのヒデさんや、元モーニング娘。後藤真希のお母さん、パク・ヨンハさんも、その時間帯です。
また、飲酒の影響で、眠りは全体的に浅くなり、いびきで周囲に迷惑がかかったり、寝起きは最悪な気分になったり、抑うつ気分になったりもします。

最近の飲酒関連のニュースと言えば、日馬富士の暴行事件ですが、この事件を語るうえで、本来、理性で自制できうる暴力が、 飲酒をすることによって引き起こされる危険性が、あまりにも語られていないことが気になりました。

もし、こうした暴行事件が喫茶店でコーヒーを飲んでいた際に生じたなら、多くのメディアでの語り口調でも、いいんですけど・・・。

アルコールのリスクについて、我々は、もう少しちゃんと向き合わないといけない気がしています。



2018年2月15日木曜日

いつも心にポレポレ

今回のブログタイトルだけを見ると「ポレポレ!?、何のことや?」と思われる方もいるかもれしれませんね。
「ポレポレ」“pole pole”とは、アフリカの言語のひとつであるスワヒリ語で、「ゆっくり、ゆっくり」とか「ボチボチ行こう」という意味です。

僕は大学時代に、アフリカ最高峰のキリマンジャロに登頂したことがあります。
当時僕は、現地の登山ガイドに協力してもらい、キリマンジャロの山頂を目指したのですが、そこでの登山中、現地の人から「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり) 」という言葉かけをもらいながらペースを保ち、何とか登頂できました。

この登山での「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」には、2つの意味があると思います。
 1.身体的に急いで動いてしまうと、高山病になって重症化、死亡のリスクが上がってしまうため。
 2.心理的に急いでしまうと、登山をしている時の気候や行程などの状況判断でミスが生じやすくなり、ケガや死亡のリスクを上げてしまうため。

今振り返ってもみても 、このキリマンジャロ登山の経験は、僕自身にとって非常に有意義で貴重なものだったと感じています。
また、この登山の際にもらった言葉かけは、今でも僕自身にとって欠かせない言葉となっています。
日々の生活でも、僕自身、どうしても不安や焦りが多々浮かんできますが「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と言い聞かせています。

例えば、 僕自身が「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」と心がけて行動していることと言えば、一人でエレベーターに乗っているときです。
以前は「とじる」のボタンを連打していましたが、今は、なるべくボタンを押さないで閉まるのを待つようにしています。
でもやっぱり、我慢できないときは「とじる」のボタン を、ゆっくり一度だけ押すように心がけています。
そして、ドアが閉まるのをゆっくり待つ。
その間に、 自分自身に「ゆっくり行こう、ゆっくり」と、心の中で声をかけるようにしています。

普段の生活でも、対人的な関わりとして大事なことで
 ・待つこと ・ゆるすこと ・逃げること ・さぼること
など、心に “ゆとり” がないとできないことが多々あることに気づかされます。
その “ゆとり” を作れるように、日々のやっていることで
 ・無駄を楽しむ ・急がないで待つ
などを、1日1回はしておくようにしています。

「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」などのことわざがあるように、いつも心のどこかに「ポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)」いきましょう。
人生は登山と同様に、先は長いですから。



2018年2月8日木曜日

挨拶が言える、ありがとう が言える、ごめんなさい が言える

今回のブログは、少し個人的な内容といいますか、私自身の反省も踏まえてのことになるのですが、恥ずかしながら 、僕は社会人になるまで、
 1.  挨拶すること
 2.「ごめんなさい」と謝れること
 3.「ありがとう」と感謝できること
の大切さを、ちゃんとは解っていませんでした。

この3つを心から出来るようになると、対人関係が円滑になりやすくなります。いつも恩や縁を大切にしていく、それに気づければ身の回りの多くのトラブルは減っていくように思います。当然といえば、当然のことですよね。。。

と、先日、当ブログの題材としてアップしようとした際に改めて自己分析すると、僕は自分の家族に対し 、毎朝「おはよう」、食事の際には「いただきます」「ごちそうさまでした」また、「ありがとう」「ごめんなさい」が、ちゃんと言えてないことが多いな~、と気付きました。

といいますか、実は定期的に気付きます。そして「気を付けないといけないな」と思うのですが、そう思ってもすぐに忘れてしまいます。

おそらくどこかで、「家族なんだから、言わなくてもわかるだろう」と、ついつい甘えて、いい加減にしてしまっているのだと思います。

家族に対しても、日々気遣いを忘れずに「おはよう」「おやすみ」と挨拶をする。ご飯を作ってもらったら、当たり前と思わずに「ありがとう」「いただきます」「ごちそうさま、おいしかった」とお礼を言う。

当たり前のことを繰り返す。それが一番大事!と心に留めて、
日々生活したいと思います。



2018年2月1日木曜日

早寝 早起き 朝ごはんが、一番大切!

今回は、ブログタイトルにもなっている「早寝 早起き 朝ごはん」の重要性について少し触れたいと思います。
『なんだ、そんなことか!』と思われる方も、いらっしゃるかもしれませんが、あらためて振り返っていただくと、意外とこれを行えている方は多くありません。

「早寝 早起き 朝ごはん」の重要性は、10年間の僕の精神科の臨床経験で、最も大切だと感じていることの1つです。
ちゃんと寝れて栄養のあるご飯を食べていたら、だいたいのことは、なんとかなります。
もし、このブログを読んで『そういえば...』と思われた方は、試しに少しだけでも意識してみてはいかがでしょう。

生活習慣病と同様に、心の病の多くも生活習慣を健康的なものにしていくと、かなり良くなっていきます。
そうした生活習慣をまず是正していきましょう。

それでも、残っている症状を治療していきましょう。
これが、僕の治療の基本的なスタンスです。